2005年08月18日

フィビリノゲン製剤使用かどうかを確認する

◆娘が4才の時、風疹にかかった。 
風疹の後遺症として、まれに(1割くらい?)特発性血小板減少性紫斑病というのにかかることがある。アレルギーの強い子のせいか、普通なら病気が治って一週間くらいで発病するものなのだが、この子は発熱発疹とほぼ同時に紫斑が出現した。夜中、紫斑の出現する病気を本で調べ(私の趣味の一つに小5くらいから"医学書を読む"というのがあり、病気には実はかなり詳しい。医学書って言っても小学館の「家庭の医学」という程度のヤツだが)、娘の発疹が風疹であろう事、それに併発してこのうざい病気を併発したのだと判断した。 
そしてそれは的中した。 
 
そのおり…1993年4月、愛知医大に入院した。 
後遺症として発現した場合、一過性のものが殆どで、娘もこの入院時以外に具体的な治療はしていない。 
だけどこの時、血小板値は5万を切っており、緊急処置として、ガンマグロブリンの投与を受けた。それと「血液製剤を投与します」という言葉だけを覚えていた。 
 
昨年の12月に厚生省で発表された 
厚生省のサイトに愛知医大の名前のある事を発見したのが3月頃。そこには…
 
【検査受診の呼びかけの対象者】 
 ▼ 平成6年以前に公表医療機関で治療を受け、下記(1)〜(5)に該当された方  
 (1)  妊娠中又は出産時に大量の出血をされた方。  
 (2)  大量に出血するような手術を受けた方。  
 (3)  食道静脈瘤の破裂、消化器系疾患、外傷などにより大量の出血をされた方。  
 (4)  がん、白血病、肝疾患などの病気で「血が止まりにくい」と指摘を受けた方。  
 (5)  特殊な腎結石・胆石除去(結石をフィブリン塊に包埋して取り除く方法)、気胸での胸膜接着、腱・骨折片などの接着、血が止まりにくい部分の止血などの治療を受けた方
(これらの治療は、フィブリノゲン製剤を生体接着剤のフィブリン糊として使用した例で、製薬会社から厚生労働省へ報告されたものです。詳しくは治療を受けた医療機関に直接お尋ねください。)とあった。 


★補足説明★:平成6年以前に使用されたフィビリノゲン製剤は非加熱製剤を使用しており、これ以前にフィビリノゲン製剤を使用した者には、C型肝炎の感染の危険があるというもの。 
厚生省が危険を承知していながら、非加熱製剤の使用を禁止しなかったという、エイズと同じ原因を基にする薬渦です。

エイズがあれだけ大問題になったんだから、同じ時にすぐに対処してりゃいいもんを、エイズが問題になった時には知らんフリをしていた厚生省…。
 
 
「血が止まりにくい」…紫斑病なんてそれの最たるモノだ。 
がく然とした。 
 
娘がC型肝炎に

感染しているかもしれないのだ… 

 
 
生きた心地がしなかった…にもかかわらず、仕事に追われて結局次の日は忘れた。。。。。 
 
◆今日はなんとなく仕事が乗らない時間があり、ふとまだ愛知県学事課に電話してない事を思い出した。(とんじんちに書いた朝鮮学校の問題の事。)

どうやって話をしようかとテキトーにgoogleで検索をしていたらフィビリノゲン製剤の事を語っているページが偶然目について、愛知医大に確認の電話を入れるのを忘れていたことを思い出した。 
とんでもない話だょ(T.T) 
子供の生死に関わる事は忘れきって、県なんかの電話どころじゃないじゃないか。

あわてて電凸先を変更。愛知医大に電話した。 
 
◆「フィビリノゲン製剤」を昔入院時に使用したかどうかの確認をしたいのですが、と切り出すと、応対に出た人はすぐにわかって係りに変わります、と言った。
あいにく子機につながらなかったようで、診察券番号と入院の時期を知らせておくと、30分くらいしてから、先方から電話があった。
 
電話口の若い職員はいろいろ言い訳をいいつつ、結果的にはこう言った。 
「入院から時間が経っていますので、入院のカルテがもう既に処分されていて、どんな治療を行ったかは現実問題としてわかりません。ですので、お答えすることはできません」というもの。 
 
おい…平成6年以前なんて、既に10年以上経ってるって事は分かり切った話じゃん。とはじめは思った。
でもここで引き下がれるもんではない。
 
「診療に行くと、患者の初診からのカルテを全部とじてあるのを先生は見ながら診察するじゃないですか、あれ見てわからないですか?」 
「ああ、あれは外来カルテなので、こちらではわかりません。外来カルテと入院カルテは別なのです。」・・・ですと。
 
「外来カルテには入院時の治療に関する事はついていないのですか?」 
入院時の処置や経歴がわからなければ退院後のアフターはできるはずがないではないか!!とその時思ったので聞いた。そしたら 
「ついてると思いますけど…こちらではわかりません」

ですと。Σ(゚д゚lll)ガーン 
 
「愛知医大の対応はそうなんですか?」 
「はい。他の方にはカルテが既にない事をおつたえしています」…
 
めっちゃ不親切だと思いませんか?

気の弱い人とか、外来カルテの事がアタマに無い人は、ここで当然引き下がりますよね。そして16年くらいしてから、突然死の宣告を受ける訳ですか… 

私はおばさんだ。そんなんで引き下がるか。
 
でもまぁ、この人の口調は親切で申し訳なさそうで、ホントはそんなにむかついたりはしなかったんだけどね。ただ食い下がっただけ。 
 
「外来カルテまでは調べてもらえないのですか?」 
「それは、外来で小児科の窓口でお聞き下さい。来られた方がいいと思います」との事。
 
(…そんならはじめからそう言えばいいじゃん。電話でカルテがないって言われて引き下がった人も当然いるだろーに。。。)
 
その後親切に、この担当者は「後日外来にいかれるのなら、日にちを連絡してくださればそのように伝えておきますが」と言ってくれた。 
ここのところ仕事はつまっているので、お礼を言って後日、という事にしていったん電話を切ったけど、すぐに外来に電話してみようと思い立つ。 
代表電話から小児科窓口に回してもらい、受付に 
「フィビリノゲン製剤についてですね〜」というと、

なんとその人は、「フィビリノゲン製剤」というのを知らなかった。 

「え…ふぃ…び…り…???」と問うた。ちょっとこちらがびっくり。 
 
実は、愛知医大の小児科には、血液外来というのがあるのだ。 
日本で一、二の血液科の権威が教授として在籍しているからだ。 
 
その科が、フィビリノゲンを知らないって…つまり、聞きに来る人は殆どいないという事ではないか。 
 
さもあらん。
この事の周知は案外徹底されておらず、
ガンだの交通事故、出産時の出血などで輸血、止血の処置を受けた人でも、製剤を使用した可能性があるのに、(傷口をくっつける糊としても使われるので、輸血などをしていない人でも使用の可能性はあるのです) 
検査を受けた人というのは少ないのだそうだ。

 
今日思いついて電話した日の夜、なんと偶然にもニュースジャパンとかいう11時くらいのニュースで、C型肝炎で2002年だかに亡くなった人の最後の映像が公開された、とテレビでやったのです。 
偶然すぎて、ちょっとぞっとしたのです… 
 
◆電話を取った人は「わからないので」といったん又入院科に回してくれたりしましたが、もう入院科での話は済んでいると知って、今度はちゃんと昔のカルテを探してきて、連絡してくれる事になりました。
 
数時間後、女医の方から電話がありました。
 
声が似ていたので入院時に診てくださった女医の方かと勘違いしました。 
考えてみればもう12年も経ってるのだから、当時と同じ先生がいるわけもないのですよね〜(^-^; 
でも、その一言が本人である(入院時の担当が女医だった事を知っていた)事の信憑性を高めたのか、電話で教えてもらえました。。。 
 
結果は…「ガンマグロブリンによる処置」だけで、 
フィビリノゲン製剤は使用された形跡はない、との事。 
 
良かったよぉ・゜・(ノД`)・゜・。。 
 
◆ほんとに良かったです。 
ただでさえ小さいときから喘息やらアレルギーやら紫斑病やらで 
病院通いばかりさせ、血を採るのにさえ小さい時から慣れてしまったり、 
友達とそのへんのファーストフード店にも行けず、 
小学校からお弁当持ちで、自分一人違ってるのを気にしているだろうに 
私達にはそれを感じさせないでいてくれる子が 
これ以上、感染の危険性あり…なんて事になったらどうしようかと思っていた。 
 
何度もお礼を言って、電話を切った。 
 
ずいぶん時間をくって、結局3時以降は殆ど仕事にならなかった。。けど。 
 
五時前にメールがあり、娘が花火会にゆかたを着ていくという。 
いつもは7時過ぎまで仕事をしているのだけど 
(5時過ぎに仕事が乗ってくるという私の特性による) 
5時で事務所を出て帰宅し、娘にゆかたを着せた。 
 
文句をいいながら、生意気な事ばかり言っている娘の言動も 
今日は気にならず、無事に今を過ごして青春している姿を、 
ゆかたを着付ける自分と一緒に、 
一段高いところからながめるような自分がいた。 
 
  感謝…した。 
 
◆しかし…この薬剤渦はエイズと同じで 
厚生省の対応のまずさから出ているものである事は、既に報じられている通りであり、エイズが血友病の人たちばかりが主に被害を受けた事で、 
薬渦としては一般の人からは他人事としてしか受け止められなかったのに対し、今回は対象者は「一般の人」にとっても身近な問題だと思うのです。
 
血友病の人の場合はずっと病院にかかっている人が殆どなので、この件に対しての認知度はきっと高かったと思うのですが、
フィビリノゲンに関しては、既に事故の怪我も治ってしまえば、
いつ入院したか、という記憶も定かではない人も大勢いると思うのです。 
それなのに、12月、一時期報道しただけで、人の口からは既に遠のいてしまっている感があるのが心配です。
 
むしろ、各病院のカルテを調べ、使用歴のある人には病院から連絡を取るなど、なんらかのもっと積極的な対応をすべきではないのか、と思うのですが。 
いつも、後手後手に回る国のやり方…なんとも…情けない話です。 
発症していない被害者が増えれば訴訟も増え、その人たちは生存期間が長い、と踏んだ厚生省の計略なんだろーか…とふと思ってしまったり。。。 
 
発症してからの生存率は、エイズほど長くない。 
気がついてから訴訟を起こしていても多分だれも間に合わないのに。 


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2005年08月15日

仏さんも「ブランチ」

◆今年の靖国参拝は去年の三倍で20万人の人出だったとか。 
靖国に15日に行ってみたいとは思うのですが、自宅でお葬式を出した家、 
長男の家、家督を相続している人は、近場でもないと靖国にはいけません。 
自分ちで三度三度のお供えを3日間続けて、当日の夜には送り火を焚いて 
仏様を送り出し、それからお供え物を近くのお寺までもってく仕事があるんですわ。 
だいたい、兄弟は来るし。接待もあるし。 
 
今年はウチにお寺さんが来る日が15日だったので特に。 
 
靖国に行ってる人っていわば「子供の立場で身軽」か、「次男坊」か、 
「近場で昼飯つくってから夜飯までの時間で行って帰ってこれる人」か、 
「地元のお盆が旧歴で7月」って人? それか妻になにもかも押しつけて 
自分は靖国参拝してるとか? はん。ありそ。 
実は自分はお盆に何するかなんて、なんにも知らなかったりすんだよな。 
 
へっ!! お気軽なもんだぜ。男なんて。 
 
あたしも15日に靖国神社に行ってみたいなぁ。。。。 
 
◆とか言ってるけど、実はウチは、一去年くらいから人間様にあわせて、
 
 
仏さんも「ブランチ」って事にした。 
 
人間と一緒の食事だせばいいって言ってもさ、 
朝食→ウインナ、チンとみそ汁とかテキトー。 
昼飯→インスタントラーメン 
なんてのが主流なんですよね〜、休みの日なんてさ。一緒のモンなんて 
出せないじゃん。昼飯って言ったって3時くらいかな〜。(--;) 
 
◆昔はせっせと三食まともに作っていたけど、今はだいぶ手抜きを考え出した。しいたけなんかのキノコに醤油と酒をくるっと回しかけて、だしの素を振りかけて、チン1分。これも一品。 
わたしらと同じって事で、レタスにアスパラのせて、プチトマト乗せて、
 
はい仏さんにもサラダ。
 
タケノコやらニンジンやら里芋やら煮たのばっかでも 
仏さんも飽きるだろーって事で。ドレッシングはかけませんが。 
お吸い物もだしの素で作れば超簡単。 
まだ「インスタントのお吸い物の素」は使っていませんがね。 
 
それとか作ったものを冷蔵庫に入れておいて、チンしてもっかい使うとか。 
まぁ、私の事を一番よく知っている母親の事だ。笑ってるさ、といつも 
心の中でいいのがれ。 
ラベル:日記
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