2012年12月05日

父の白内障

白内障の手術といえば、忘れられない父の事。
以前にも書いてあった。

老人介護から思い出すこと

ここにも書いたように、父は最初の白内障の手術に医者が失敗し、
以後10年近く、しかたなく入れたコンタクトレンズの洗浄に、近所の眼科に通い続ける生活を続けた。
夏の避難に労災に入院した折り、眼科の診察があり、
その医師に再度眼内レンズの手術の依頼をし、無事眼内レンズ再手術に成功、見えるようになった。

再手術するまで10年近く、ピカピカ光って見えない、と父はよく言っていた。
眼内レンズ手術に失敗し、入れたコンタクトは月に一度洗浄するだけ。ウチの家系はコンタクトは合わないらしく、私も若いときはしていたけど、1日つけているとすぐに目の分泌物で白くくもってしまい、
いわば白内障と同じような状態になってしまっていたのだと思う。
なら2週間ごととか工夫すれば良かったと思うのだけど、私と違って医者に対しては素直だったのか
そんな事は考えなかったらしい。月に1回と言われればそのまま月に1回洗浄に行っていた。
若かった私も、「見えない」ものがどういうものなのか、
見えない人の身になって深く考えた事がなかった。冷たかったと思う。

この再手術で結果的に立てなくなり、介護ベッドの導入に至るのだが・・・

手術から自宅に帰ってきた時の父の一言が、今も耳に残っている。。。

「きれいやぁ・・・」

その頃園芸に凝り出した頃で、庭は花だらけ。
時は9月、マリーゴールドの花が満開だった。
大人の男であっても当時40sをきる体重だった父。
それでも女の手で身体を支えるのは大変で、
5日の入院で足が弱り、立てなくなってしまった父を支えて
自宅の玄関の段差を登らせようと力を入れていた時突然父が止まってしまった。
なんだよーと思いつつ振り返った時、父がつぶやいた言葉。。。

それが「きれいやぁ〜」だった。
今でもその声がよみがえる。

それまで、紅葉見に行こうよ、桜見に行こうよ、と誘っても
「見えんでいい」と頑固に行こうとはしなかった父。

その時の気持ちが今なら、わかる。
本当に、何もかもが発見のように綺麗に見える。
見えるという事ってこんなに違う事なんだと、今ならわかる。

でも父は、

せっかく見えるようになったのに、それから寝たきりのようになってしまい、
見えるようになった目で紅葉も花も見ずに、
それから2ヶ月後、「おーい、自分でトイレ行けたぞ〜」と嬉しそうに言ったのに
その夜から熱を出し、その事にバカな私が気付かず
肺炎になって入院、そのまま逝ってしまった。

見えるようになった父の目の事が当時の私のアタマになかった。
ただ、出張の時どうしようとかそんな事しか考えなかった。

なんでおぶってでも、車いすを借りてでも
目が見えるようになったのだからと、
花でも紅葉でも山でも、見に連れていってあげなかったのだろうと

こんど自分の目を手術して、は じ め て 気がついたのだ。

なんて親不孝だったのだろうと、今はじめて気がついた。
ごめんなさい(>_<。)・・・

ほんとにほんとにほんとに、ごめんなさい。


・・・・むかしに・・・戻れたらいいのに。
父が逝く頃、庭は菊の花でいっぱいだった。
あの菊・・・ベッドの中からも見えましたか?
一言も、目の事はあれから言わなかったよね。
ごめんね、気がついてあげられなくて。ほんとにごめんね。


◆労災の最初の女医は「アレルギーのせいで入れたとたんにレンズの色が変わった」と言った。
再手術をしてくれた医師は、「そんな話は聞いた事がない」と言ってくれたけど・・・

もしかしてアレルギーでそんな事もある?

だとしたら・・・私のレンズもそのうち、色がかわっちゃうのかなぁ。と今昔の記述を読んで
ふと思った。。。。。
親不孝だったから、そんな事もあるのかなぁとふと思ったり。

(´Д`) =3 
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posted by 紫猫 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

感動の連続です(*^。^*)

2012_1205kaede02.jpg
目がよく見えるようになってみると、今まで何も感じなかったものたちも
「こんなにきれいだったんだ♪」と何を見ても感動しています。

◆お休みは今日まで。
明日は出張をもう組んでしまったので、一時しのぎに運転できるよう、
今までのメガネを手術をした方だけ、昨日レンズを変えてきました。
遠近両用は一週間待たねばならない為です。
今まで(手術後)はメガネをすれば手術した方の右目は見えず、
メガネかけなきゃ、手術してない方の左目は強度の近視で見えず・・・というめんどくさい状態だったのですが、やっと両目が見える状態になった訳です。
ホントは右目のメガネのレンズはただのガラスにでもすれば良かったのですが、
左の近視とバランスを取るため眼内レンズも近視にしてあるので、
ちょっと遠くは見えません。
なのでたった一週間の為に度のあるレンズを入れました。
なんか勿体ないですが^^;

で、ウチにいると日頃はほかりっぱなしの庭の落ち葉も気になります。
トウカエデの落ち葉がセンペルや多肉の鉢にハラハラと舞い落ちるので、めずらしくせっせと掃いています。
その掃き集めた落ち葉たちが…とてもきれいで(^o^)
昔フツーに見えていた時の事など忘れてしまいました。
見えなかった目が急に見えるようになってみて、初めて、庭にふりそそぐ落ち葉の美しさに感動しています。
2012_1205kaede01.jpg
虹の玉と落ち葉の紅葉のコラボ

虹の玉、11月23日はこんなでした。
2012_1205nijinotama01.jpg
今日の方が、だいぶ赤みが増しています^^
でも前のも緑とのコントラストがきれい。虹の玉はやっぱりいいなぁ。

これは道に面した場所においてあるのですが、
同じ日でもフェンスの上に置いた、去年から放置の鉢の虹の玉は・・・
2012_1205nijinotama02.jpg
ずっと真っ赤で、霜の朝のブルーグレイとの対比がとても美しいです^^

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昨日まで、手術をした方の目で夜のライトや灯りを見ると、
2012_1205halo.jpg
こんなふうに、光源それぞれに水平の横線が入って、きれいだけど運転困るよなぁ(*´д`*)〜と思ってましたが
今日は、この光の拡散がありませんでした。
ちょっとずつ、目が慣れていってる?のかな?
・・・とはいえ、時々不安定。ふと焦点が定まらなかったり。

・・・また少しずつ、見えなくなったらどーしよう〜とか一抹の不安(´Д`)…。
このまま無事見えてますよーに〜〔(/-o-)/〕

☆しかし・・・このような画像はPhotoImpactで作っているのですが
Windows8になると、このソフトが使えなくなる〜困ったよぉ(´Д`)ハァ…
なにかいいソフトはないかなぁ。フォトショは好きじゃないんですよね。。。orz
posted by 紫猫 at 22:53| Comment(4) | TrackBack(0) | 多肉たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月04日

白内障の手術してきました。世の中が明るくなった〜♪

29日、白内障の手術を受けてきました。
日帰り手術で、翌日朝9時には眼帯が取れ、無事目がよく見えるようになりましたo(*^▽^*)o♪

眼帯をはずした時の衝撃。
え??こんなに世の中は明るかったの?w(゚o゚*)w
というくらい、明るさが違いました。
こんなに見えてなかったんだぁ〜(゜△゜;)・・・とびっくり。

最近植物たちの写真を撮っても、イマイチどれも気に入らず、
鬱気味で感動が薄れてきたのか
レンズが汚れてきたのかな?とか思ってましたが
今見えるようになった方の目で見てみると、ちゃんと綺麗に撮れていたのでした。
カメラさんはちゃんと写真を撮ってくれていたのに、
私の目が見えなくなっていたために、かつての感動にまで至らなかっただけだったのでした。

今まで右目でたとえば月がどんな風に見えていたかを画像で再現してみました。
ちょっと違うけど・・・うまく作れなくて^^;

これは月ではないけど・・・たとえば
2012_1203syoumei04.jpg
これが月だとすると
2012_1203syoumei03.jpg
こんなふうに、いくつもいくつも重なって見えてました。数え切れないくらいに。
信号のあかりも、赤信号がいくつも見えてました^^;

手術室で、目を固定されて、最初に見えていた手術用の照明は・・・
2012_1203syoumei01.jpg
こんなふうに、歪んで見えていたのですが、
手術の最後の方では・・・
2012_1203syoumei02.jpg
こうなりました^^;
あ、レンズ入れたな、とすぐにわかりました。
白内障は、水晶体が曇るだけでなく、水晶体自体が萎縮してものがゆがんで見えてくるものなのだそうです。
ゆがみが取れたんだなぁと思いました。

この、「歪み」がとにかくどんどん酷くなっていて、それが一番の困りものでした。
しかも暗かったのですね。
一番最初にあれ?と気がつくのが、玄関の靴が見えなくなる事でした。

今保護の為に、手術前のメガネをかけているため、右目はボケていて左目でしかモノ見てないのですが
(以前の視力にあわせたメガネのため)
右目の「補助光」のせいで、左目も以前よりよくみえます。
ほんのちょっとの「明るさ」の違いでここまで違うとは本当に驚きです。
3日経って当初の感動が薄れてきていますが・・・^^;

て。
ホントは一週間は「激しい運動は避け」て「事務仕事や本やテレビは控えめに」という事なんですが。
一週間のお休みを取ってるのにこんな事、してる〜^^;
私からパソコン取るなんて、無理!! (*´д`*)
控えめにっつったって、起きてる限りモノは見えちゃうし、目は使うし。。。
最初の2日はなにかと右目をつむってやってましたが、ジョジョにいい加減になってきました。
こーゆう「酷使」するから目が悪くなるのにね。
家事などに制限はないので、家事のどこからどこまでが「激しい運動」なのか??
難しいところです。
そもそも病院に通うのに、駅まで15分歩くんですが。(車の運転がまだできない為)

◆しかし…昔なら見えなくなったらそのまんまだったのに本当に有り難い時代です。
医療の進歩に感謝〔(/-o-)/〕
しかも今は3o程度の切開ですみ日帰り手術も可能、保険も適用と恵まれています。
父の時代には眼内レンズは保険が効かず自腹でした。(ほんの30年前です)
強度の近視で、今まで焦点が合うのは目の前7pでしたが手術で度のあるレンズを入れるので
今は自分の好きな距離に視力を合わせられるようです。
(でも今度の手術は「どの距離に合わせますか?」とは聞いてもらえず、大旨パソコンに最適に合わせてあるようです。パソおただって最初に言ったからかな?)
また先進医療ではもう遠近両用も開発されているようで、保険が下りるので保険屋さんはこれにしてもらってくださいって言ってくれたのですが・・・残念ながらそのハナシは出ませんでした^^;
でも「新しいもの」はまだ不安なのでいいんですが。

◆手術自体はほんの10分くらいだったでしょうか?ほんとにあっという間でした。
麻酔とかの時間を入れて15分だと思います。麻酔も点眼、目を開けてて目を切られるトコがみえるんだろーか?と心配してましたが、そんなものは見えず、上に載せたような「明かり」が目の前に見えていただけ。
この「明かり」がゆらゆら揺れたり歪んだりしてただけで、今何されているかは全然わかりません。
「今目を消毒しています」という時が一番違和感がありました。
畳んだレンズを入れて拡げる時だったのか?
スペクトルが目の中に拡がってとても美しい光景が見えた事も。
おおーw(゜o゜*)w〜と言いそうでした^^;

術後も痛みは全然無く、翌朝病院に出る前に勢いよくドアの前でカギをかおうと向きを変えた時だけ
にぶい痛みがありました。ああこれが「激しい運動は避けてください」って事なんだと思いました。
しかし元々動作が何につけても早いせっかちな性分なため、これはどーしようもない^^;
特に動作に気を使う事もなく、3日目をやり過ごしました^^

◆ああ有り難やありがたや、です。とりあえずのご報告でした^^
ラベル:日記
posted by 紫猫 at 00:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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