2014年07月14日

らっくん たいま

人は誰かの名前を呼ぶとき…猫でも、子供でも。

ただ呼ぶだけでは思いが表現しきれなくて、だんだんいろんな呼び方をしてくるもの…ですよね?

子供に対してでもいろんな呼び方があり、
ウチの猫たちもいろんな呼び方をされてました。

ラックがなまって、
らっくん、らくりん、らくたん、らくにゃん、etc etc

果ては… ら! …

なんて呼んでみたり。。。

おもしろい事に、どんな呼び方をしても、ラックはちゃんと自分の事だとわかっていました。

そしてまた、
トトロのめいみたいに、とうもろこしがとうもころしになったり、
チョコレートがチョレコトになったりするように、
ただ「ただいま」が「たらいま」になったり
「おるすばん」が「おするばん」になったり…

今どきは「いってらっしゃい」が「いてら」になるように…
どんどん挨拶の言葉も変化していって。

ウチに帰り着いた時に、車の音を聞き分けて、玄関にへばりつくラックに、
足の隙間を狙って、外に出ようとするのを荷物で阻止しながら、
「らっくん たいま」というのが毎日の習慣でした。

4月…腎臓病がみつかり、日に日にやせていくラック。。。
だんだん、車の音を聞いても、玄関には姿をみせなくなり、
私の、ダイニングの椅子に寝ている事が多くなりました。

それでも、何度か元気を取り戻し、
洗濯を干すのについて、ベランダにまた出てくるようになった事も。。。ありました。

それでもだんだん、後ろ脚に力がなくなり、
ダイニングの椅子に飛び乗るのを失敗するようになり…

それからが早かった。。。。

低い方の椅子に飛び乗ってから、少し高い私の椅子に移るのは、
そちらの椅子の方がクッションがやわらかかったせいかもしれません。
気がつけば、骨と皮だけになったラックの腰の骨は飛び出ていて、
クッションの固い椅子では痛かったのでしょう…。
いつも、いつも、後から気がつきます。



ラック、逝ってしまいました…
あっという間でした。
病気がわかってから、3ヶ月でした。


6月26日。

なかなかここに書けなくて。
あの、ほんの、数ヶ月間が、夢のようです。


いまでも、やっぱり、帰宅の挨拶は、

らっくん、たいま、です。
変わりません。

朝、出て行く時は「おりこうにおするばんしとってね」


両手を揃えて、しゃんと背筋を伸ばして、
出かける私をちょっとクビをかしげて、見つめているラックが、今も、目に浮かびます。
きっと、今もずっと、そうやって見送ってくれてる気がします。


ソファでうたた寝していた時、ラックが猫砂を散らして、トイレから出てくる時の
音が聞こえた気がしました。
逝ってしまった日の翌日でした。

だからまだ猫砂も、爪磨きも、そのままです。
抱っこすると、解放後決まって、抗議の爪研ぎに行くのがが彼のくせでした。
また抗議、するかもしれません。

何も考えず
何も変わらず…


「ら〜」

そんなに遠くない日に、きっと私もそこに行くから。
今までと少し違って、静かに彼の旅立ちを見送った私だったけど…
そんな思いがあったかもしれない。

また逢えるから。
また逢えるから。

まってて。

とりあえず、今は、「らっくん たいま」。


posted by 紫猫 at 00:17| Comment(7) | TrackBack(0) | 猫たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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